2023.04.12
長崎原爆遺跡で被爆の実相を体感できるARを公開
株式会社MuuMu(本社:長崎県長崎市 代表取締役:川口 肇 / 蔵岡 恒一郎)は、長崎市 原爆被爆対策部 被爆継承課の委託を受け、長崎原爆遺跡を訪れる観光客等に、現地で被爆の実相への理解を深めてもらう為のコンテンツ「被爆建造物等AR」を制作し公開致しました。
爆心地では、現在の景色と被爆時の景色を比較できる360度パノラマ画像を閲覧でき、山王神社二の鳥居(通称:一本柱鳥居)では、被爆による破壊をイメージしたアニメーションがご覧いただけます。
コンテンツ内容
現地にある説明板に敷設しているQRコードをスマートフォン等で読み込むことでコンテンツを体験いただけます。
▼1.爆心地AR
被爆後に原爆落下中心地から撮影された360度パノラマ画像がご覧いただけます。パノラマ画像の透過度を変えて、現在の景色と比較したり、施設や場所のアイコンから、関連するHPに移動することもできます。
▼2.山王神社二の鳥居
山王神社二の鳥居の原爆による破壊をイメージしたアニメーションをご覧頂けます。また、破壊された鳥居が復元するムービーもご視聴頂けます。
▼国指定史跡「長崎原爆遺跡」について
長崎原爆遺跡とは、昭和20(1945)年8月9日に長崎に投下された原子爆弾の被害を伝える遺跡です。
爆心地、被爆校舎である旧城山国民学校校舎、崖下の小川に滑落した浦上天主堂旧鐘楼、爆風により傾いた旧長崎医科大学門柱、爆風で一本柱となった山王神社二の鳥居から構成されています。